パシコン技術管理の外勤社員として、外勤先の東洋エンジニアリング社にてプラント配管設計の標準化・自動化のためのワークフロー作成に携わる、呉志宇さんの転職体験談をご紹介します。
呉さんは大学の経営経済学部を卒業後、品質管理・認証や交渉、生産施設の設計補助を経て、2022年7月に現職に就いています。パシコン技術管理への登録のいきさつや今の仕事の満足度、今後の目標についてお話を伺いました。
経営学部から建設業界へ
工業大学の経営経済学部を卒業した後、最初の仕事として研究所での品質管理や認証、設備関係の契約などの業務に就きました。
4年後に建設コンサルタント会社へ転職し、設計補助として翻訳や通訳をはじめ、BIM推進業務などの幅広い業務に携わっていました。図面やデータの管理に携わるうちに、BIM(建物の3次元モデルにすべての管理情報を付随させるワークフロー)にもっと関わりたくなったんです。
会社の統廃合をきっかけに退職を決め、希望していたプラントやBIMの仕事に就くために、パシコン技術管理に応募し、今の仕事を紹介してもらいました。
「パシコン技術管理」に登録した理由
ずっと同じ業界で仕事をしているので、以前から「パシコン技術管理」のことは知っていました。
パシコン技術管理に登録した決め手は、面接で担当の方が色々相談に乗って下さり、他社と比べて話しやすかったことです。基本的に今までの経験を活かしながらも、少し違う分野の仕事もすすめてくれます。ようやく希望の仕事に就けました。
私が転職で重視したポイントは、職場環境・仕事の内容・通勤・テレワークの可否でした。適度な通勤距離や週1回のテレワークなど、希望はおおむね叶っています。
仕事の内容面でも満足しています。大手の会社で最先端のワークフロー作成に携われるのも、パシコン技術管理ならではでしょう。
職場環境の良さと働き方に満足
現在の仕事内容は、主にプラント配管設計の標準化・自動化のワークフロー作成です。これからは3次元に移行していきますが、まだ現場により2D・3Dを併用しているため、3Dとデータ間・2Dとデータ間の変換ワークフローの作成業務も多いです。その他にも広くDX化に関わる業務に携わっています。
現在いる配管部門には60~70人が所属し、和気あいあいとした雰囲気です。勤務は週1テレワークで4日出勤、土日が休みです。業務の分担が細かくてやや全体が見えづらい部分はありますが、自分で仕事のコントロールができ、ワークライフバランスも申し分ありません。休みの日にはバレーボールを楽しみ、公私ともに充実しています。
パシコン技術管理では定期的にセミナーを開催しているので、現場の施工管理やプラントのことなどを勉強できる点もありがたいですね。
今後チャレンジしたいこと
仕事の面では、今のBIMにこだわらず、興味が湧いたら色んな職務に携わってみたいです。パシコン技術管理なら、大きなプロジェクトに携われそうですし。新鮮で刺激のある仕事をしたいのもありますが、仕事の好き嫌いというより必要とされる仕事かどうかも重要ですね。
そのほか、英会話にもチャレンジするつもりです。読んだり書いたりはできるのですが、今の職場が多国籍で、仕事中に日本語以外で話す必要があるからです。
転職を迷っている方へ
転職しようか迷っている方も多いでしょう。でも、職場を変えることで刺激を受け、今まで気づいていなかった自分の潜在能力を見つけ、発揮できるかもしれません。
あまり自分にフィルターをかけて「これは無理」「ここはダメ」と思い込まずに、ぜひ挑戦してみてください。
建設業界はDX化により業務の効率化が進んでいます。現在では図面や設計だけでなく、業務の仕組み自体の電子化が進み、現場の勤務環境も刷新されつつあります。
呉さんはもともと理系ではありませんが、そんなDXを担う人材として活躍しています。人材不足もあり、これまでは活用が進んでいなかった女性の活躍が増えていることも、今の建設業界の特徴といえるでしょう。