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建設業界のえるぼし認定企業とは?女性が長く働ける職場の特徴

男性が多いイメージの建設業界においても、近年は女性が活躍しやすい環境づくりが進んでいます。女性が安心して長く働ける「えるぼし認定企業」が増えていることもその一例です。

今回は、手に職をつけながらキャリアアップを目指す女性技術者と転職希望者に向けて、えるぼし認定の概要と、建設業界の認定企業で働くメリットを解説します。

女性の働きやすさのバロメーター「えるぼし認定」とは?

えるぼし認定」とは、女性活躍推進法に基づき、女性の活躍推進に関する取り組みが優良な企業を厚生労働大臣が認定する制度です。女性が能力を発揮しやすく、働きやすい環境の整備が進んでいる「ホワイト企業」の証明ともいえます。

認定を受けた企業は、求人票や名刺にえるぼしマークを掲載し、「女性の活躍推進に本気で取り組んでいる」ことを対外的に示せるため、求職活動中の人にとっても職場選びの目安になります。

さらに2023(令和5)年1月、えるぼし認定が公共工事の入札参加資格に関わる「経営事項審査」の加点対象となったことで、認定を受けた企業は大規模な公共プロジェクトの受注に有利になりました。働く人にとっても、地図に残るような大きな仕事に携われるチャンスが増えるでしょう。

えるぼし認定基準要件

企業がえるぼし認定を受けるためには、厚生労働省が定める以下の基準を満たすことが必要です。

認定評価項目内容・詳細
採用男女の採用競争倍率が同程度であること(採用機会の公平性)
継続就業女性の平均継続勤務年数が男性の7割以上であること、または長期継続雇用の実績があること※在宅勤務制度など具体的な取り組みも評価対象
労働時間等の働き方時間外労働・休日労働の合計が月45時間以内など、適正な労働時間管理と柔軟な働き方の導入(フレックスタイム制など)
管理職比率管理職に占める女性の割合が産業ごとの平均値以上、または昇進機会における男女格差が小さいこと
多様なキャリアコース派遣・非正社員からの正社員登用、過去に在籍した女性の再雇用など、多様なキャリアパスの実績

認定は、基準を満たした数に応じて以下の3段階に分かれています。

  1. えるぼし1段階目(1つ星):1~2つの項目を満たし、他の項目についても行動計画に基づき改善している
  2. えるぼし2段階目(2つ星):3~4つの項目を満たし、他の項目についても行動計画に基づき改善している
  3. えるぼし3段階目(3つ星):5つの項目すべてを満たしている

これらの項目からは、えるぼし認定企業が柔軟な働き方を採用しているだけでなく、女性が実際に長く定着して働いていることがわかります。さらに2026年4月1日からは、女性の健康への配慮に関する基準を加えた「えるぼしプラス」が新設される点にも注目です。

建設業界えるぼし認定企業の特徴

ここからは、建設業界のえるぼし認定企業の特徴を見ていきましょう。

1.快適トイレや更衣室などハード面の整備が進んでいる
かつて建設現場には、女性用の設備が少ないという課題がありました。しかし近年は清潔で快適な女性専用トイレや、着替えや身だしなみを整えられる更衣室・パウダールームの設置が標準になりつつあります。

2.多様な働き方の制度設計が進んでいる
制度面では、フレックスタイム制やテレワークの導入など、多様な働き方の整備が進んでいる傾向にあります。育児や介護などの事情に合わせて、始業時間の調整や在宅勤務など、個人のライフスタイルに合わせた働き方を実現しやすいと言えます。

3.ICT施工・DXが進んでいる
ICT施工やDXの推進により、勤務形態のみならず、新しい施工や検査のあり方を模索している企業も少なくありません。女性だけでなく、新人や文系出身者でも高度な先進技術を駆使した施工・検査が可能になり、人材にゆとりが生まれやすくなります。

4.企業風土の変革が進んでいる
社内に女性管理職の先輩がおり、キャリアの悩みや将来の目標について相談しやすい風土があります。中小企業の事例では、女性活躍推進にコミットしている経営陣が、率先して現場の意識変革を進めているケースも多いようです。

建設業界のえるぼし企業で働くメリット

建設業界のえるぼし認定企業で働く最大のメリットは、安心して長期的なキャリアを形成できることです。産休・育休制度の整備や復職支援、柔軟な勤務形態により、ライフイベントを経てもキャリアを中断せずに済みます。

管理職の先輩女性などのロールモデルも見つけやすく、「10年後の自分」をイメージしながら働けるでしょう。

特に建設業界は、キャリアアップの道筋が明確なことが特徴です。経験や技能・資格がそのままポータブルスキルになるだけでなく、業界共通の「建設キャリアアップシステム(CCUS)」にも蓄積され、職場を移っても過去の実績が正当に評価されます。

「手に職をつけたい」「資格を活かして長く働きたい」と考えている方にとって、キャリアパスが明確で、環境整備が進む建設業界のえるぼし認定企業は狙い目ではないでしょうか。

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