パシコン技術管理社員の中から、西武鉄道株式会社で鉄道の橋梁、法面、隧道、プラットホームなどの管理に携わる村井大季さんをご紹介します。
村井さんは高校の土木科を卒業後、鉄道会社で保線を担当。その後、ITエンジニアを経てパシコン技術管理へ入社しました。
これまでの転職の経緯やパシコン技術管理で実現したい今後の目標について、お話を伺いました。
鉄道の保線担当からPythonエンジニアへ転身
工業高校の土木科で施工管理、土木基礎力学、測量、製図を学んでいました。鉄道会社に勤務していた兄のすすめもあり、卒業後は別の鉄道会社に就職しました。
調査業務に携わるイメージでいたのですが、実際には現場の保守点検のみ。もっと自分で判断する仕事がしたいと考え5年9カ月勤めたのち転職をしました。
選んだ仕事はシステムエンジニア。IT派遣会社に所属し、開発部門のエンジニアとして楽天関連の仕事をしています。Pythonエンジニアとして5Gの開発も手がけました。
パシコン技術管理に転職したきっかけ
エンジニアは1人で進められる仕事のため自分にも、時代の流れにも合っている仕事だと思っていました。将来性を感じていたIT派遣の仕事でしたが、会社の経営が怪しくなり、転職を考え始めたのです。
パシコン技術管理を知ったきっかけは、兄の同級生がパシコンで高速道路の施工管理をやっていると知り、興味を持ったことでした。面接を受けたところ、鉄道会社勤務の経験が評価されすぐに西武鉄道の仕事が決まりました。
他社では大卒以上の募集でしたが、パシコン技術管理では学歴でなく経験をしっかりと評価されたと感じています。鉄道会社在籍時に身に付けた安全管理意識など、基本的な姿勢を見てもらえたのではないでしょうか。
働きがい・ライフワークバランス共に充実
西武鉄道での現在の業務内容は橋梁、法面、トンネル、プラットフォームの点検と資料作成です。
仕事は年単位での点検サイクルが決まっているので、スケジュールの見通しが立てやすいですね。現場に行く時期、資料作成のみの時期があり、資料作成は五反田のオフィス出勤かリモート勤務。現場に行くのは概ね月曜~木曜で、金曜が資料作成日になります。
職場の同僚たちとは、疑問やプライベートなど何でも話せる良い関係です。今の仕事は自分のイメージ通りに進むので楽しいですよ。調査から資料を作り、先方に伝え実行してもらう。自分で考えて進められる仕事を望んでいたので、言うことありません。
3月までの通勤はフレックスタイム制で、満員電車に乗らずに通勤しましたが、現在は、新型コロナウィルス感染状況も落ち着き、従前の出勤をしています。今後も、パシコン技術管理の働き方は、従業員に優位的な変革をし続けていくと思います。
残業は多い月でも20時間に届かず、土日や長期休暇も取りやすいので、ワークライフバランスは整っていると思いますよ。
今後チャレンジしたいこと
パシコンでは、就職後半年間で3回もの上長面談を行っています。将来的なキャリア相談では、めざすべき方向性など具体的なアドバイスをもらえ、入社後の不安をすぐに解消できました。
現在はステップアップのため資格取得に取り組んでいます。将来的に建設の技術士、施工管理1級を取得したいので、まずは建設系の技術士補、施工管理2級に挑戦します。
勉強は独学ですが、わからないことは先輩に聞くとすぐに教えてくれます。同期にも聞きやすく、恵まれた環境ですね。今は鉄道の仕事をしていますが、将来的には高速道路などインフラ全般のマルチな人材を目指しています。
転職をためらっている方へ
与えられた仕事や環境に、自分の力ではどうにもならないことで不安や不満を持っているなら、職場を変えてみるのもありです。
私自身は実際に転職して、自分のイメージ通りに仕事を進められるようになりました。パシコン技術管理では、学歴にとらわれずそれまでの経歴と将来のビジョンを聞いてくれます。将来やってみたいと思っている高速道路の仕事も、大規模プロジェクトに多数関わっているパシコンでならきっと実現できると思います。