Case

建設エンジニア転職事例集

渡辺 誠
2018年9月入社 パシコン技術管理 営業部

渡辺 誠さん

施工管理技士1級に挑戦中。将来は派遣社員の横のつながりを作りたい

パシコン技術管理の営業部所属、株式会社竹中工務店でFM(ファシリティマネジメント)に携わる渡辺誠さんにお話を聞きました。

渡辺さんは大学の経営学部を卒業後、公務員を経てゼネコン2社を経験し、2018年9月にパシコン技術管理へ入社しています。パシコン技術管理で転職したキッカケや、今後の目標について伺いました。

公務員から家業へ、建設業との出会いはゼネコン出向

公務員から父の経営する内装工事会社へ転職し、そこからゼネコンへ出向したのが建設業との出会いでした。始めは右も左も分からず、ただ見て教わって仕事を覚えましたが、15年にわたり原価計算と施工管理を行いながら、工場やショッピングモールなどの大規模な建設にも携わることができました。

その後兄が会社を継ぐことになったため、自分は会社を出て派遣会社に登録し、別のゼネコンで現場管理の仕事に就きました。ここでは前職の経験を活かし、中学校やオフィスビル、研究所などの建設に携わっています。

パシコン技術管理で転職した理由

派遣先での仕事に不満はなかったのですが、派遣元の会社の姿勢に疑問を感じ転職を考え始めました。大学で経営学を学んでいたこともあり、派遣社員へのフォロー不足など経営上の問題が目に付いてしまったのです。

そんな中、知り合いがパシコン技術管理に入社したと聞き、「どんな感じなの?」と話をしたことがきっかけで、結果パシコン技術管理に入ることになりました。パシコンはもともとコンサルティング会社で、前の会社とは毛色が違います。経営方針などから、ここなら楽しんで仕事ができそうだと直感しました。

パシコン技術管理ではさまざまなセミナーをWebで受けられるので、ステップアップしたい人にはとてもよいと思います。私自身は若手の指導やコミュニケーション、経営の話が勉強になりました。

パシコン技術管理では、何でも相談でき、腹を割って話せると感じます。むしろこちらが相談する前に会社から気遣って連絡をくれる位です。通達も一方的でなく理由を説明してくれます。転職に重視していた、派遣元の将来性と信頼性は申し分なかったと感じています。

人間関係・やりがい・通勤すべて良し

現在は竹中工務店の城東地区FMセンター(ファシリティマネジメント)という部署で建築の見積もり、施工管理、お客さまへの提案業務を行っています。

建物の維持保全では、新築で建てた建物をお客さんが維持していくためにはどうしたらいいかを、5年などの長いスパンで提案することもあります。

今の職場は、良い関係の中で自分の力を発揮できるすばらしい環境です。自分は若手を引っ張るというよりは励まし、一緒に教えるスタンスでメンバーと関わっています。職場はストレスがなさすぎて刺激が欲しいと思うくらいですよ(笑)

通勤は30分、時差通勤でラッシュアワーを避けられるので楽ですね。土日が休みで、出勤しても代休が取れるので、ワークライフバランスは比較的良いと思います。かつて多忙な時期もありましたが、業務の見直しで改善できました。

今後チャレンジしたいこと

実は施工管理技士の1級を取ろうと、願書を出したところです。ずっと前に2級を取ってそのままだったので、年齢的に難しくなる前にと思い立ちました。個人的にはMBAにも挑戦したいです。

会社では、派遣社員同士の横のつながりを作りたいと考えています。派遣社員は孤独になりがちなので、何でも相談でき、本音を言って、情報共有できる場を作りたいのです。そんな場づくりを通してパシコン技術管理にももっと関わっていきたいですね。

転職を迷っている方へ

仕事を選ぶ上では派遣先も大事ですが、派遣元のフォロー体制も重要です。パシコン技術管理は派遣社員を大切にする会社なので、まずは気軽に相談してみてください。自分の報酬が適正なのか、労働環境は良いのか。相談することで気が付くことも多いと思いますよ。

あとがき

「知らない世界を見てみたい」と好奇心・向上心あふれる渡辺さんは、現場での業務推進と同時に経営の観点から全体を見通し、周囲をリードされていると取材を通じて感じました。派遣社員同士のつながりづくりができれば、もっと満足度の高い、良い働き方が実現するかもしれませんね。
関連記事
  • 呉 志宇
    配管部 設計補助

    呉 志宇さん

    転職で配管設計ワークフロー最適化の最前線を担う人材へ

  • 善浪 栄一
    総合技術部 計画グループ

    善浪 栄一さん

    業界知識ゼロ、アルバイト入社からステップアップ

  • 村井 大季
    インフラ維持管理部

    村井 大季さん

    鉄道の保線、システムエンジニアを経て鉄道施設の管理業務を担当。将来の目標は高速道路などのインフラプロジェクト参画