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年齢制限緩和!2024年改正で変わる施工管理技士検定の受検資格

青空にチャンスの文字

建築施工管理技術検定制度は、建設業法に基づき国土交通大臣が実施する国家試験です。2024年4月1日、受検資格が緩和されることになった「施工管理技士」について、資格の概要含め制度がどうどのように変わるのかを解説します。

工事現場の管理に欠かせない国家資格

施工管理技士は国家資格。工事を管理・監督するための技術を認定する資格で、工事現場に欠かせない役割の職種です。建設業界では技術者の高齢化で人手不足が深刻化しており、有資格者に手当を出す企業も多くあります。

施工管理技士は1級・2級とわかれていて、資格を取得するにはそれぞれ国土交通省指定の機関で試験を受けて合格しなければなりません。また、取得の段階は1級・2級共に1次検定と2次検定があり、それぞれに受検資格が定められています。

1級の受検資格が緩和、いきなり1級を狙うチャンス

今回の受検資格で緩和されるのは、1級の1次検定についてです。最終学歴によって条件が異なりますが、これまでは最短でも卒業後3年以上の実務経験、または2級合格から5年以上の実務経験が求められていました。

この度の制度変更では、試験実施年の年度末に19歳以上という条件さえ満たせば誰でも受検できることになりました。建築業界での実務経験がなくても、しっかりと準備をすれば1級の1次検定に合格できる可能性があります。

とはいえ実務経験の重要性自体は変わらず、2次検定の受検資格では1次検定合格から一定期間の実務経験(通常は5年)が必須となります。

1次検定合格は、資格取得の第一歩

施工管理技士資格を取得するには実務経験が必要です。1次検定に合格すれば施工管理技士補として就職活動をすることができ、2次検定の受検に必要な実務経験を積む仕事にも就きやすくなります。また、人手不足の建設業界では、施工管理技士の資格取得をめざしていること自体が、選考での大きなアピールポイントとなります。

2024年の改定では、1級1次検定の受検資格を得るのにかかってきた期間をスキップできるので、キャリア全体で見るとより前倒しで1級施工管理技士を目指すことができます。資格を早く取得すれば、関われる工事の範囲が広がり、手当など収入面のメリットも期待できるので早期の取得を目指したいところです。

2級から1級へ早期のステップアップが可能

実際には、施工管理技士2級の取得からチャレンジする方が多いと思われます。その場合も2級2次検定合格後に実務経験を5年以上積んでいれば、1級1次検定に合格してすぐに1級2次検定の受検資格を得られます。。

建設業界では、人材の高齢化・人手不足が大きな課題となってきました。改定は、資格取得の制限で受検を躊躇していた方にとって前向きな緩和であり、建設業界で活躍する機会が広がったといえそうです。

参考)国土交通省:「施工技術検定規則及び建設業法施行規則の一部を改正する省令」等の公布
~建設業における技術者制度の見直しが行われます~

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