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ガラが悪いって本当?建設業界あるあるイメージ5選の真相を確かめる!

建設業にはなぜか「ガラが悪い」「きつい」「休めない」といったマイナスイメージがつきまといます。

しかし一方で「社会貢献度が高い」「先輩の面倒見がよい」などのポジティブな感想を持つ人もいるようです。

今回は、こうした建設業界あるあるイメージの真相を探ってみました。

統計に見る建設業のイメージ

学生を対象にした建設業のイメージ調査(複数回答)によると、建設業界での仕事内容のイメージで最も多い回答は「肉体労働・力仕事」(42.2%)でした。

2番目が「建設・建築・土木・インフラ」(27.6%)3番目が「設計・デザイン」(18.1%)ですので、いかに「具体的な職種」ではなく「体を動かす」というイメージが強いかがわかります。

建設業界のマイナスイメージについて聞くと「作業的」(43.7%)、「昔ながらの文化がある」(34.5%)、「全国転勤がある」(26.5%)との回答でした。「昔ながらの文化」がマイナスイメージなのは「良くない文化」という印象があるからでしょうか。

一方でプラスイメージについては「社会的貢献度が高い」(40.2%)、「安定している」(31.9%)、「伝統的・歴史がある」(31.0%)という結果でした。

建設業は良くも悪くも保守的なイメージで捉えられていると同時に、重要なインフラを支えているとの認識もあるようです。

参考)株式会社インタツアー「業界別イメージ調査 建設業界編」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000058834.html

「建設業イメージあるある」って本当?

学生のイメージはさておき、建設業業界への外部評価にはネガティブな「あるあるイメージ」が存在します。

なかでも、仕事として選ぶにはちょっと…と思われがちな「ガラが悪い」「体力的にきつい」「休めない」「景気の影響を受けやすい」「女性には無理」の5つについて真相を探ってみました。

1. 「ガラが悪い」

建設業従事者は「ガラが悪い」といわれるようです。確かに、建設作業員は声が大きく、言葉がきつい傾向にあるかもしれません。

建設現場での仕事は、常に危険と隣り合わせです。そのため、時に強い言葉や大きな声で注意喚起をすることもあります。また、単純に現場が騒がしく聞こえづらいため、声が大きくなるようです。

建設業作業員は言葉がストレートな分、裏表がなくはっきりした人柄で付き合いやすいという意見もあります。

「サッパリして後を引かない」という一方で、「面倒見がよい」といった声もあります。(飲み会好きは、面倒見の良さの表われなのかもしれません。)

「ガラが悪い」と「サッパリしている」という評価は、コインの裏表といえそうです。

2. 「体力的にきつい」

建設業は体力的にきついといわれます。実際に「朝が早い」「長く働いて身体を傷めた」といった声があるのも事実です。

しかし近年は、国土交通省が中心となって推進中のi-Constructionにより、測量や施行、検査の現場でIT建機やドローンを使用した現場作業の省人化が進んでいます。

テクノロジーの進化や、作業ツールの導入で重いものを持ち上げる、といった仕事は減少傾向です。

このほか、コミュニケーションツールの普及で連絡事項の伝達が容易になり、中には「朝礼不要」の現場もあるなど、時短化も始まっています。

3.「 休めない」

建設業の仕事は工期が短いうえに仕事量が多く、休めないイメージがあります。実際、材料の納入遅れや天候悪化で工程にズレが生じると、作業スケジュールが厳しくなるのも事実です。

しかし現在、週休2日を前提とした工期設定がスタートし、2024年には時間外労働の上限規制も適用されます。

休むことを前提にした余裕を持った工期が設定されるようになっており、同時に国が推進する建設業DXにより、業務効率化と時短化も進行中です。

最近では勤務シフトに柔軟性を持たせ、多様な働き方に対応できるよう配慮する企業が増えるなど、建設業界でも働き方改革が進んでいることが分かります。

4. 「景気の影響を受けやすい」

建設業は景気に左右されるため不安定といわれます。特に東京五輪2020需要が終了したことで、業界の将来性を不安視する論調もあるようです。

その一方で、2025年の大阪万博や2027年のリニア新幹線といった次の大規模プロジェクトが進行中です。

ほかにもバブル期に建設された建物のリニューアル、都市部を中心とした再開発事業なども目白押しです。

「日本のカジノ計画」といった新しい需要が生まれる可能性もあり、結論から言えば建設業は基本的に「無くならない仕事」です。

また、日本の技術力を活かして、国内需要だけでなくグローバルに展開する可能性も大きい業界です。

5. 「女性には無理」

女性には建設業の仕事は無理と長年考えられてきました。実際には、女性の技能者が近年増えているのです。

女性が活躍している職種には、経理やCADオペレーター、BIMオペレーターといったデスクワークがあります。

また現場でも施工管理技士や重機オペレーターなどの職種は、力仕事がほとんどないため、多くの女性が活躍中です。

特に施工管理技士には、女性の方が現場のコミュニケーションが円滑になるとの声も多いことから、女性の登用が進んでいます。

最近は現場でも、女子トイレや女子休憩室の設置が増えました。また、育児休業制度の普及やフレキシブルな勤務体系の導入も進み、ライフステージに合わせて働きやすくなっているのです。

建設業では2024年以降にも、女性が活躍できる新しい仕事や働き方が生まれることは間違いないでしょう。

いかがでしたか?建設業界のネガティブなあるあるイメージ、ひとつひとつ検証してみると原因と現在の業界の方向性が見えてきました。

国と業界をあげて進む改革、将来性のある事業など建設業界の仕事にはさまざまな魅力があります。

職業選びの候補のひとつとして、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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